治療について
当医院では、オンライン資格確認システムを導入しており、マイナンバーカードが健康保険証として利用できます。患者様の薬剤情報等の診療情報を取得・活用して質の高い医療提供に努めてまいります。マイナ保険証の利用にご協力ください。また、オンライン資格確認等を活用し患者様に質の高い医療を提供するための十分な情報を取得し、診療実施の際に活用しています。そして個別の診療報酬算定項目のわかる明細書を無料で発行しています。必要のない場合はお申し出ください。
当医院は保険医療機関であり個人情報保護法遵守し問診票、診療録、検査記録、エックス線写真、歯型、処方箋等の「個人情報」は別掲の利用目的以外には使用いたしません。
通院困難な患者様には在宅訪問診療を行っております。
新しい義歯(取り外しできる入れ歯)を保険で作るときは前回製作時より6ヶ月以上を経過していなければできません。他の歯科医院で作られた義歯の場合も同様です。
令和6年10月から後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で先発医薬品の処方を希望される場合は、先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額の4分の1相当を特別の料金として医療保険の患者様負担と合わせてお支払いいただきます。先発医薬品を処方、調剤する医療上の必要があると認められる場合等は特別な料金は必要ありません。
Dental Services診療科目
一般歯科
多くの歯科医院で通常行う治療です。
対象は成人になることが多くむし歯、歯周病の治療、義歯作成を行います。
一般歯科はほとんどのことが保険診療で処置でき、歯科治療の最も基本的な内容です。当院では一般歯科治療を重要視し適切な処置が行えるよう心がけております。
小児歯科

小児歯科は離乳初期(生後5~6か月)から離乳完了期(生後12~18か月頃)にかけての口腔内の状態、舌や口唇の習癖、食事の進み方等を診査することにより将来起こりうる顎、口腔の問題を早期に把握し成長発育とともに改善し永久歯に生え変わるまでの口腔を総合的に管理していく診療科です。
保護者の方にはそれについてわかりやすく説明しお子様に対する食事の指導、口腔内管理法。お子様に対してはセルフケアもサポートします。
4~6か月ごとにお子様の定期検診を実施しています
- 離乳食開始初期からの口腔管理、指導
- 乳歯が生えた直後より定期的なフッ素塗布を実施
- 6歳臼歯には予防充填(シーラント)を行いむし歯予防
- 保護者の方へ、おやつの与え方やブラッシング法を指導
- お子様自身にも正しい歯みがきを習得できるよう指導
- 歯並びやかみ合わせを確認し、必要に応じて処置
小児矯正歯科
近年、むし歯は減少傾向にある一方で、乳歯の歯列不正やかみ合わせの異常が目立っています。原因には、歯の大型化とあごの小型化、柔らかい食品の摂取、指しゃぶりや舌の癖などが関わります。
放置すると叢生や八重歯の原因となるため、早期の相談が大切です。当院では口腔筋機能療法(MFT)や咬合誘導、矯正装置を用いた治療を行い、習癖改善とあわせて後戻りの少ない矯正を目指します。
歯科口腔外科
歯科口腔外科は、歯や口腔、顔面に関する外科的処置を専門とする診療科です。埋伏した親知らずや過剰歯の抜歯、嚢胞や腫瘤の摘出、小帯切除、外傷の処置など幅広く対応します。
当院では院長が大学病院・総合病院で培った経験を活かし、難抜歯や小手術にも適切に対応。必要に応じて総合病院や大学病院と連携し、安全で最適な治療を提供しています。セカンドオピニオンも受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
処置内容
- 埋伏した親知らず、過剰歯等の抜歯
- 歯茎や顔が腫れた時の膿瘍切開
- 嚢胞(口唇・舌にできたできもの)の摘出
- 比較的小さな良性腫瘍・腫瘤の摘出
- 顔や口の中の外傷の処置
- 顎関節症の診断・治療
- 歯の移植
- 口腔内の良性・悪性腫瘍の診断
- 発音・歯並びに障害を起こす小帯(口唇や舌のスジ)切除
Facilities診療内容
むし歯治療
むし歯は初期には自覚症状が少なく、気づかないうちに進行することがあります。冷たいものや甘いものがしみる、かむと痛いといった症状が出た時には既に進行している場合もあります。
進行段階によって治療法は異なり、早期であれば削らずに済むこともありますが、神経まで達すると根管治療や抜歯が必要になることもあります。定期検診で早期発見・予防を心がけましょう。
歯周病治療
歯周病は歯を支える組織に炎症を起こす病気で、初期は出血や違和感から始まり、進行すると歯ぐきの腫れや口臭、歯の動揺が強まり、最終的に歯を失うこともあります。
原因は歯垢に潜む細菌だけでなく、喫煙や糖尿病など生活習慣病とも深く関わります。当院では生活習慣改善や全身疾患との連携も重視し、早期発見と継続的なケアで歯と健康を守ります。
入れ歯(義歯)治療
歯を失ったまま放置すると、かみ合わせの乱れや顎関節の不調、肩こり・頭痛など全身への影響が出ることがあります。
入れ歯は噛む機能や口元の形態を回復し、こうした不快症状を防ぐ有効な方法の一つです。部分入れ歯や総入れ歯のほか、見た目や違和感に配慮したフレキシブルデンチャーなど選択肢も広がっています。
当院では残った歯や歯ぐきを守ることを大切にし、適切な処置と調整を行い快適にお使いいただけるようサポートします。
小児矯正治療
お子さまの歯並びやかみ合わせは、成長期に適切な治療を行うことで将来の負担を大きく減らすことができます。小児矯正は歯列を整えるだけでなく、顎の発育を正しく導くことが大きな目的です。
指しゃぶりや口呼吸などの習癖を改善し、健全なかみ合わせと美しい歯並びを育てます。当院では年齢や症状に合わせた治療方法をご提案し、成長を見守りながら無理のない矯正を進めていきます。
親知らずの抜歯
親知らずは生える位置や方向によって、歯ぐきの腫れや痛み、隣の歯のむし歯や歯周病の原因になることがあります。症状がなくてもレントゲンで確認すると埋伏している場合が多く、将来のトラブルを予防するため抜歯をすすめることもあります。
当院では事前に丁寧な説明を行い、必要に応じて難症例にも対応可能です。術後のケアまでしっかりサポートし、安心して治療を受けていただけます。
顎関節症治療
顎関節症は「あごが痛い」「口が開けにくい」「カクカク音がする」などの症状を引き起こし、頭痛や肩こりにもつながります。原因は歯ぎしりや噛み合わせの不良、ストレスなどさまざまです。
当院では生活習慣や咬合状態を含めた総合的な診断を行い、マウスピース療法や咬合調整などを用いて症状の改善を図ります。早期の対応が悪化防止につながりますので、気になる症状があればご相談ください。
PMTC(歯の清掃)
毎日の歯みがきでは落としきれない歯垢やバイオフィルムを、専用機器を使って徹底的に除去するプロによるクリーニングです。
定期的に行うことで、むし歯や歯周病の予防効果を高め、口臭の改善や歯の自然な白さを保つ効果も期待できます。痛みはほとんどなく、予防歯科の基本となる大切なケアです。
ホワイトニング
歯の黄ばみや着色は日常の飲食や加齢によって起こります。ホワイトニングは専用の薬剤を用いて歯を削らずに自然な白さを取り戻す方法です。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせることで効果を高め、持続させることができます。口元の印象を明るくし、自信ある笑顔をサポートします。
スポーツ歯科
スポーツによる歯や顎の外傷を予防するため、マウスガードの作製を行います。特にコンタクトスポーツでは必須アイテムであり、歯の破折や顎関節への衝撃を和らげる効果があります。
パフォーマンスの向上や集中力の維持にもつながるとされ、アスリートから一般の方まで幅広く利用されています。個々の口に合わせたオーダーメイドで作製します。
いびき治療
いびきは睡眠中に気道が狭くなることで起こり、睡眠時無呼吸症候群や日中の集中力低下につながることもあります。
専用のマウスピースを用いることで、下あごや舌の位置を調整し、気道を広げて呼吸をスムーズにします。薬を使わないため副作用の心配も少なく、快適な睡眠と生活の質の向上をサポートします。
はぎしりの治療
はぎしりや食いしばりは歯の摩耗や破折、顎関節症の原因となります。当院ではナイトガード(マウスピース)を作製し、睡眠中に歯や顎への負担を軽減します。
生活習慣やストレスが関係する場合も多いため、カウンセリングを通じて予防や改善をサポートします。早めの対応で歯や顎を守ることが大切です。
レーザー治療
レーザーは痛みや出血を抑えながら患部に優しく作用し、むし歯や歯周病の治療、知覚過敏の改善など幅広く応用されています。従来の治療に比べて患者様の負担が少なく、治癒を早める効果も期待できます。
当院では安全性に配慮した先進的なレーザー機器を導入し、安心して受けていただける環境を整えています。
画像診断
歯や顎の状態を正確に把握するためにレントゲンやCTなどの画像診断を行います。
肉眼では見えないむし歯や歯周病の進行度、親知らずの位置、顎関節や骨の状態などを詳細に確認することが可能です。正確な診断は適切な治療計画につながり、安心して治療を受けていただくための重要なステップです。
Preventive Dentistry予防歯科・定期検診

当院では、歯科治療を終えた方を対象に、主に3~6か月ごとに定期検診を行っています。
検診では口腔内を確認し、問題があれば早期に治療を行います。安定した状態を維持されている方には、ブラッシングの補足指導やPMTC(プロによるクリーニング)を行い、健康な状態が長く続くようサポートしています。
予防歯科の大切さ
当院で歯みがき指導を受けられ、定期検診に来院されている方のほとんどは、日々のケアをしっかり行っています。それでも、どうしてもみがき残しがある部分や、みがきすぎて歯や歯ぐきを傷つけてしまっていることがあります。また、新たなむし歯が見つかることも。定期検診では、こうした自己流ケアの課題をプロの目でチェックし、一人ひとりに合った正しい歯みがき方法をアドバイスします。小さな問題のうちに気づき、対処することで、大切な歯を守ることができます。
定期検診の大切さ
歯周病治療後は、ご自身のセルフケアに加え、定期検診でのプロによるチェックとケアが不可欠です。歯周病は全身の健康にも影響を与えることがあるため、継続的な管理が非常に重要になります。定期検診で状態を確認し、必要に応じて再び歯みがき指導を行うことで、歯周病の再発を防ぎ、お口全体の健康を維持できます。
健康な歯と歯ぐきを保つために、定期的な歯科検診を習慣にしませんか?
