歯周病が関連する全身疾患

1.糖尿病
インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝性疾患のことです。

歯周病の原因菌による炎症反応に対し、細胞が産生するある種のサイトカイン(蛋白質の一種:TNF-α)の働きがインスリンの作用に抵抗性を示します。
その結果いくらインスリンを追加しても血糖値が下がりにくい状態が持続し高血糖状態続きます。
このため糖尿病が重篤化していきます。
また、重篤な歯周病が改善されるとインスリン抵抗性が軽減し、血糖コントロール状態が改善します。

糖尿病と歯周病は症状について双方向性に影響し合っていることが最近明らかになってきました。

2.心臓病
細菌性心内膜炎、動脈硬化の患者の病巣から歯周病原因菌が発見されたという報告があります。
歯周病の細菌が産生したサイトカインが血管内に侵入し炎症を増加させ形成された血栓が原因と考えられています。

3.呼吸器疾患
歯周病の細菌が唾液に混ざり気管を通過し肺に達すると誤嚥性肺炎(抵抗力の低い高齢者がかかりやすい)が起こる可能性があります。

4.早期低体重児出産
中等度以上に進行した歯周病の母親はそうでない母親より早産や低体重児を出生するリスクが高いことが報告されています。

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