機能的矯正治療
機能的矯正治療は主に乳歯列期、混合歯列期(永久歯が生えそろうまでの期間)に着脱式装置を用い(一部の固定式装置も含まれる)舌、口唇、頬の筋や歯肉に作用し骨の成長を助け安定した咬合、歯列を育成するための治療法です。
口唇や頬部の筋の緊張が強すぎると歯列が狭くなって歯が重なってしまったり(叢生)舌の異常な動きが悪いかみ合わせ(開咬)の原因になったりします。
歯は舌、口唇、頬の筋による力のつりあった位置に並びます、しかしどれか一つの筋力が強すぎたり弱すぎたり習慣的に異常な動きがあったりすると骨の成長を妨げたり歯の位置異常、不正咬合を引き起こします。
MFTを併用しながらこの治療を行うととても良い結果の結び付くと思います。
この治療法は装置を使って正常な骨の発育、成長を促し歯の位置を少しずつ調整しながら永久
歯列の完成を目標としています(一期治療)。しかし成長期が過ぎてからの治療(二期治療)が必要な場合にも期間の短縮や抜歯せずに済む場合が多いといった良い面があります。
機能的矯正装置
ムーシールド
![]() ムーシールド |
![]() 装着時 |
![]() 治療前 |
![]() 治療中 |
ビムラー
![]() ビムラー |
![]() 装着時 |
![]() 治療前 |
![]() 治療中 |
床装置
![]() 装着時 |
![]() 治療前 |
![]() 治療後 |